ハワイの民話
スラムさんが 「ハワイの民話 (Hawaiian Folk Tales)」 を、シカゴの出版から世に出したのは、今から百年以上も前 1907年のことでした(*1)。
300ページ近くにおよぶこの著書は、全部で25章から成っています。
原則として各章に一つのお話しが収められています。
メネフネのお話し集
その中で 「第Ⅹ章 メネフネのお話し集」 は 特別です。
全体が6つに分かれ、始めの2つは解説文で、残りの4つがメネフネのお話です。
(解説文)
1.ハワイはブラウニーの故郷 スラムさん
2.モケ・マヌさんが語る モケ・マヌさん(語り), スラムさん(記)
(メネフネのお話し)
3.ピーの水路 スラムさん
4.ラカの冒険 スラムさん
5.ケクプアのカヌー スラムさん
6.ヘイアウを造る スラムさん
次回からは、「メネフネのお話し集」 の内容を、上の1から6の順にご紹介していきます。
(注記)
(*1) Thomas G. Thrum(1907): Hawaiian Folk Tales, X.Stories of the Menehunes, p.107-117.